フリーソフトで作るPDF!

簡単にPDFが作れるフリーソフト、PrimoPDFの紹介

PrimoPDF(配布サイト(英語):http://www.primopdf.com/、紹介サイト(日本語、窓の杜) :http://www.forest.impress.co.jp/lib/offc/document/docsupt/primopdf.html)というものが公開されています。

暇ができましたら、以下の記述の代わりにPrimoPDFのインストール方法と使い方を紹介した文書にしようかと考えています。

「東風フォント」の配布停止について

ここで用いている「東風フォント」のTrueType版は既に開発・配布が停止しています。詳細に 付きましては、

http://www.on.cs.keio.ac.jp/~yasu/jp_fonts.html

を御覧下さい。ここではCID版を用いていますが、公式サイトでもいまだ配布 はされていません。

目次

はじめに --- なぜPDFか?

PDFとは、「PDFを見るためのソフト」とフォントさえあれば、どんな文書で も高い再現性を持って表示できてしまう、情報伝達の一役をになうファイル形式 の1種です。「Acrobat Readerで開けるファイルのことだよ」といえば、きっと どんなファイルかたちどころに思い出すことでしょう。

PDF のアイコン

文書をPDFとして管理すれば、多くのWebブラウザが乱立して表示にずれが出 来てしまうHTMLや、ソフトを持ってないと開けないワープロソフトの形式などの 問題点を、一気に解決してしまうことが出来るのです!

・・・といってもよくわからないかもしれませんね。少し説明しましょう。

たとえば何かパソコンで文書を作ったとします。パソコンで作った文書は紙に印刷して渡すだけでは能がありません。 デジタルデータのまま、電子文書(ここでは「電子データとして記録された文書」 を意味することにします)として渡してあげれば、 その相手は文書から単語等を検索できますし、 必要に応じて印刷することも出来ます。「電子文書」はなかなか(個人的には 「思った通り」)普及しませんが、インターネットの普及に伴って、少しずつ利 用価値が高まっていくものと思われます。

さて、おそらく皆さんはワープロソフトをお使いのことでしょう。そのワー プロソフトで作った文書は、どんなふうに人に渡していますか?

  1. 紙に印刷してFAXで送る or 直接手渡しする
  2. フロッピーディスク等に入れて、直接手渡しする
  3. LAN経由で渡す
  4. メールの添付ファイルとして送る
  5. サーバ経由で渡す
  6. Windows Messenger や NetMeeting などのメッセンジャーソフトのファイ ル送信機能を利用する

「紙に印刷してFAXで送信 or 直接手渡し」もしくはフロッピー等のメディア を使っての渡し方は、もっともカンタンなものです。 しかし、多くの方は、その下にかかれてある方法で文書を渡していることでしょ う。

その際に、ワープロソフトの形式のまま渡していることでしょう。ファイル サイズも比較的小さいし、メールで添付して送るにはもってこいです。しかし、 大きな落とし穴があります。もしも、相手が 自分と同じワープロソフトを持っていなかったとしたら、相手はそのファイルの 中身を見ることが出来ないのです!

この問題は、Microsoft Word(以下MS Word)以外のワープロを使っている際に浮上してきます。たと えば「一 太郎」や"Lotus WordPro"やOASYS、Macで使われているEGWordやNisus Writer、最近フリーソフトのOfficeソフトとして 知られてきた"OpenOffice.org"などの独自形式で相手に送ったら、相 手から「開けない」と苦情がくるかもしれません。(私ならMS Wordしか持って いないので、苦情メールをよこします。)

また、MS Wordを持っている人も油断 できません。時としてMS Wordの独自形式の文書が読めない環境の人がいる可能 性が大だからです。(たとえばUnixやLinux環境の人。MS Word形式の文書を「一 応読める」レベルのソフトはありますが、完全な読み込みが出来るとは限りませ ん。この辺の問題は、一太郎やその他のOfficeソフトを文書作成に使っている人 も同じでしょう。それらのユーザーが文書を読み込むためだけにMS Wordを購入しているとは 限りません。

そこでもう1つ考えられるのが「HTML形式に保存しなおして渡す」という方法 です。HTML形式ならInternet ExplorerなどのWebブラウザで見ることが出来るの で、一見安心に見えます。しかし、HTMLで保存できないワープロも存在するでしょ うし、ワープロソフト (たとえばMS Word)によっては、Webブラウザによっては読み込めないような複 雑怪奇なHTMLファイルを作ってしまうこともありえます。さらに、ワープロの独 自形式に比べ、レイアウトが大幅に崩れてしまうこ ともありえます。(ただし、HTMLそのものは悪くありません。HTMLまわりの環境 が発展途上のために起こってしまった悲劇なのです。)

下の、派手なだけで中身の無い例をご覧ください。MS Wordと同じメーカーであるInternet Explorer 6 (最新版)でさえ表示が少し崩れています。(一部見えないところもあります。) Opera 6というWebブラウザに至っては、レイアウト がかなり崩れてしまっています。

こうした厳しい現状があるにもかかわらず、このような問題は意外に見過ご されがちです。しかし、確実な情報伝達のためには、ワープロソフトで作った文 書を確実に読め、レイアウトを保持した状態で正確に再 現してくれるものを探さなければなりません。該当するファイル形 式はいくつかありますが、現在もっとも知られているのがPDF(Portable Document Format)---Acrobat Readerで見られる例のファイルです。

論より証拠、ここで紹介するフリーソフトでPDFに変換したファイルをご覧下 さい。

フリーソフトで変換したPDF文書

「私に天使が」の部分の文字組みが若干おかしいのと、「運命の出会いの3要 素」が「運命の出会い3の要素」になっているという2つの軽度&重度の問題点を 除けば、ほぼ完璧にMS Word文書を再現していると言えるでしょう。HTML変換し た文書が、図を扱う点で致命的なエラーを出していたのとは大違いです。(ただ し、文字組みはほとんど問題なかったようです。)

フリーソフトでさえこのレベルなのですから、商品であるAcrobatでPDFに変換したら、設定をきちんとすれば、 高い互換性を保つPDFが作れる でしょう。しかも、 Acrobat Reader(この文書の場合は4.x以降)さえあれば、全く同じ見た目が得 られるのです!現在パソコンで本を作るDTPの分野では、PDFで印刷所に出稿する ことが多いらしいです。

いかがでしょうか?正確で「誰でも読める」ファイルの伝達を目指して、あ なたもPDFの世界をのぞいてみませんか?

PDF を作る方法

PDF を作る3つの方法

いくつかの商用ソフトは、PDFの開発元であるAdobeの製品を中心に、PDF出力 をサポートしています。しかし、「印刷機能を持った任意のソフトからPDFを出力する方法」は、 筆者の知る限り、次の3つです。

ここで主に紹介するのは、後者のpdfwriteですが、前者のAcrobatや FinePrint pdfFactoryを用いる方 法についても触れておきましょう。

Acrobat は PDF を扱うためのいくつかのソフトから構成された、PDF作成・ 編集ソフトです。任意のソフトからPDFを出力できますし、それに動画を貼った りなどのPDFの編集ができます。(ただし、文書やデザインの大幅な変更をする 際にはリッチテキスト形式に一旦変換する必要があるかもしれません。)また、これはAdobe Systems Incorporated 、すなわちPDFを開発した会社から 出された、いわば純正の製品です。おそらく上のフリーソフトのような、文字組 みのずれはまず起こらないでしょう。(気になるのであればAdobeに問い合わせてみ ましょう・・・。)

気になるのはお値段です。2万円以上するソフトで、学生や教職員が 利用できるアカデミック版でも1万500円します。しかし、PDFには上に述べただ けの利用価値がありますので、それだけの対価は支払うべきなのでしょう。

しかし、それでも「1万だの2万だの払いたくない」という方がいらっしゃる でしょう。そのような方には、FinePrint pdfFactoryが良いかもしれません。

FinePrint pdfFactoryは、高価なAcrobatに代わる、安価なPDFファイル生成 ソフトです。(シェアウェア、6800円。有名なFinePrint 2000と同じメーカーです。)試用もできますの で、めいっぱい試してから購入を検討してみるといいでしょう。出版社に論文を 投稿する場合等であれば、Acrobatの方が、ノウハウが蓄積されているという点 で良いと思いますが、文書を交換する程度であれば、Acrobatを購入する必要は、 必ずしも無いでしょう。

http://www.nsd.co.jp/share/pdffact/

さて、6800円でも高いと思う方にも、まだまだ手はあります。その方法、す なわちpdfwriteというフリーソフトを使う方法を説 明するのが、本文の企てです。

pdfwrite とは?

pdfwrite は、印刷機能を持つ(おそらく)すべてのソフトからPDFを出力し てくれる、新たな道を切り開くソフトです。文書作成ソフト側ではPSプリントドラ イバを選んで「ファイルに印刷」してPSファイルを作り、PSファイルを開いて pdfwriteを呼び出して変換すれば、PDFファイルが作れてしまいます!それらの 行程はすべてマウスで操作できますので、操作方法さえわかれば初心者でも楽チ ンです。

わかりにくいので、図解してみましょう。

作業工程

文書作成ソフト(ワープロソフト)で文書を作ったり、図にはありませんが 画像を作ったりしたら、そのファイルを「PSプリンタドライバ」を使って「PSファ イル」(お化けのアイコンですね)に印刷します。(ここで、PSプリンタを用意 する必要はありません。「ファイルに印刷」なんて芸当が出来る、と理解してく ださい。)それをpdfwriteで処理して、 念願のPDFファイルを手に入れる、というわけです。

文書作成ソフト側はおそらくソフトやTrueTypeフォントの種類を選びません。 たとえば、ちょっと聞いた事のない方が多いかもしれない「QXエディタ」の メモ機能を使って文書を作成し、「みかちゃんフォント」をその中に使用したと してもPDFファイルが作れてしまいました。

QXエディタで作ったPDF

欠点はいくつかあります。

とりあえず、作成したPDFは必ず確認することをお薦めします。特に括弧類は 気をつけてください。大丈夫なものがほとんどですが、たまに文字のズレや消去 が見られます。もしも性能面に不満がありましたら、Acrobatの購入も検討して みると良いかもしれません。

では、さっそくインストールすることにしましょう。

AFPL Ghostscript 8.00 と GSview 4.3 のインストール

インストールする前に&ダウンロード

ここの説明では、若干の予備知識が要ります。「ファイルのコピーの仕方」 をはじめとしたMS Windowsの基礎知識です。また、C:\test\test2 のような変な 記号が出てきますが、これは「Cドライブ(C:)」「の中の(\)」「testフォルダ (test)」「の中の(\)」「test2フォルダまたはファイル(test2)」のように 分解できます。そして、あわせて「Cドライブの中のtestフォルダの中のtest2フォ ルダ、またはファイル」のような意味になります。ちなみにCドライブとは、「マ イ コンピュータ」を開くと出てくる WINDOWS ME (C)(たぶんMEが98だったりするかも)をダブルクリックしたものの 中身です。

詳しいことは「ハードディスクの中を探検しよう」 を読むとわかるかもしれません。(これもそのうち直したいところですが・・ ・。)

Mac OS Xの方は GNU Ghostscript Package for Mac OS X のパッケージを利用するといいでしょう。Linuxの方は 安宅さんのページ が詳しくわかりやすい解説です。

Windowsに話を戻します。まず、以下のサイトからダウンロードします。

AFPL Ghostscript 8.00 (gs800w32.exe)

Ring サーバ

GSview 4.3 (gsv43w32.exe)

Ring サーバ

Ghostscript 8.00 日本語パッチ (gs800-j-wapi.zip)

Ring サーバ

他にも日本語パッチは存在しますが、ここでは混乱を避けるために1つだけ 示しておきます。

ダウンロードした後に一時的に置いておくフォルダですが、これらのファイ ルを置くディレクトリ名(フォルダ名)は、C:\temp のような、日本語名や空白文 字のないフォルダの中がいいでしょう。今の説明がよくわからなければ、「マイ  ドキュメント」でもかまいません。

ダウンロードは以上ですが、念のため、ダウンロード作業について初心者用に詳しく説明します。

初心者用に、少しくどいくらいに説明します。

  1. ダウンロードしたいファイルへのリンクをクリックする。
  2. そこで出てきた「ファイルのダウンロード」というウィンドウ(ダイアログボックス) で、「保存」をクリックする。
  3. そこで出てきた「名前を付けて保存」のウィンドウ(ダイアログボックス) で、下の「ファイル名」が適切であることを確認する。
    (Windows で「登録されているファイルの拡張子は表示しない」にチェックのつ いた状態(この項目で何もいじってない場合は、少なくともWindows Meや Windows XP Home Edition ではおそらくチェックがついた状態です)だと、ダウ ンロードするファイル名の、一番後ろのピリオド以下の数文字が抜けている場合 があると思うが、それについては気にしなくてよい。)ダウンロード先も指定し なければならないが、ここでは「マイ ドキュメント」にダウンロードする。 (もちろん正式なやり方ではないが、初心者向け説明なので仕方が無い。)
    ファイル名とダウンロード先を決め終わったら、「保存」をクリックする。
  4. ファイルがデスクトップにダウンロードされる。これでダウンロードの完 了。

AFPL Ghostscript 8.00 のインストール

もしかすると、ソフトのインストール作業に慣れてない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、 「ハードディスクの中を探検しよう」に書かれている内容等、Windows に関する基礎的知識さえ あれば、落ち着いて答えられることばかりです。さらに、こうしたインストーラー の質問はかなりパターン化されており、慣れてくると「またか・・・。」と思え てくるようになります。慣れてない方は、こうしたパターンをある程度感じてい ただければ、と思います。

それはともかく、インストールを始めます。まず、gs800w32.exeをダブルクリックします。すると自動解凍するというメッ セージが出ますので、インストールを続けるために[Setup]をクリックします。

Setup をクリック

これでファイルが展開されました。次に、「どこのフォルダにGhostscript をインストールするか」ということと、「スタートメニューにGhostscriptのショ ートカットを登録するけれど、どのようなグループ名で登録するか」と言ってきます。しかし、 既にお薦めの設定が書かれてますので、そのまま [Install]をクリックしてください。

Install をクリック

このように、お薦めの設定どおりにしておけば、 自動インストーラを使うに際しては かなりの確率で満足のいくインストールが出来ます。ただし、この場合は大丈夫 ですが、一般論として聞かれる質問の意 味は分かっていた方がいいですし、稀にお薦めの設定が少々まずい設定であったりし ますので、注意が必要です。 ともあれ、これで Ghostscript がインストールされます。

GSview 4.3 のインストール

GSview のみWindows XP の画面で説明しています・・・。

Ghostscript のときと同じように、gsv43w32.exe のアイコンをダブルクリッ クします。間違えて、先ほどのgs800w32.exeをダブルクリックしたりしないよう にしてください。(したとしてもCancelをクリックすればいいのだが・・・。)

Ghostscript の時と同じような質問が出てきましたね。インストールをした いのですから、[Setup]をクリックします。

Setup

さて、出てきたウィンドウはパターン外の質問です。しかし、要するに「言 語を選べ」と言っているのですから、一番なじみのある[English]を選ぶ方がい いでしょう。

English の選択

次に出てきたウィンドウでは、GSview のインストールに関する説明が出てき ます。こうしたインストールの説明は、インストーラによくみられる典型的なも のです。(先ほどのGhostscriptインストーラには見られませんでしたが・・・。 )[Next >] をクリックして先に進みます。

Next をクリック

著作権についての話です。これは後でヘルプを参照すればすむ話ですので、 [Next >]で進みます。

Next をクリック

さて、次の質問はちょっと重要です。PSファイルやPDFファイルをダブルクリッ クした際に、どのソフトで開くようにするかと聞いてきています。PSファイルは GSviewでかまいませんが、PDFファイルはAcrobat Readerというソフトで開いた 方がいいです。Acrobat Readerは多くのパソコンに、既に入っているソフトです し、無かったとしても無料で入手できます。ですので、上(赤枠)にはチェックを入れ、 下(青枠)にはチェックを入れない状態にしてから[Next >]をクリックします。(もっとも、 お薦めの設定では「上のみチェックが入っている」状態のはずですので、確認し てからNextでおそらく大丈夫です。)

関連付けの質問

GSview のインストール先を聞いてきます。これはGhostscriptのインストー ル時にもあったタイプの質問です。「お薦めの設定」通りで問題ないでしょう。 [Next >]をクリックします。その次にフォルダが作られてないので作るかと 聞かれるかもしれない(この図は示していない)ので、[Next >]をクリック します。

スタートメニューにどのような名前のグループで登録するかを聞いてきます。 こちらもGhostscriptのインストーラーにもありました。まさにパターンどおりで す。こちらも「お薦めの設定」通りにしたまま[Finish]をクリックします。イン ストールがなされ、完了のウィンドウが出てきます。[Exit]をクリックしてイン ストーラーを終了させましょう。

Finish をクリック

GSview を最初に起動したときに,再び言語を選択するよう聞かれます。イン ストールの時と同じく普通は[English]をクリックします。(出ない場合がある かもしれませんが、その際は気にせず進んでください。)

(次は画像を用意していません。ただ、十分出来る範囲内だと思いま す。)

使用する Ghostscript のバージョン確認です。(あくまでGSview は 「Ghostscriptをマウスで使うための道具」であり、別々にインストールされる ものです。だからこのようなことを聞かれるのです。)先ほどインストールした Ghostscriptは8.00でした。数字の8.00が選択されている(色が反転している状 態)のを確認して[OK]ボタンを押せば、OKです。(こちらも出ない場合があるよ うですが、その時は気にしなくて良いでしょう。Thanks:大石さん)

Ghostscript の設定

まず、GSview 4.3 を開きます。(適当なPSファイルを開いてもかまいません。 )メニューバーより[Options] -> [Advanced Configure]を選択します。

下の図のように、[Ghostscript Include Path:] の項目に

C:\gs\gs8.00\lib;C:\gs\fonts;C:\gs\gs8.00\kanji

のように入力し、[OK] ボタンをクリックしてください。(青い文字の部分を 追加記入する形になると思います。記入する項目の円 記号は、入力時にバックスラッシュに変換されますが、気にしないで下さい。)

GSviewでの設定

では、確認してみましょう。まず、Ghostscript 8.00 でPSファイルが正常に 表示されるかどうかの確認です。まずコマンドプロンプト(MS-DOSプロンプト) を起動してください。([スタート] -> [プログラム](Windows XPなら[すべ てのプログラム])の中にあります。Windows MeやWindows XPなどは[アク セサリ]の中を探せば見つかるはずです。)それから次のコマンドを入力(また はコピー&貼り付け) し、Enterキーを押してください。

C:\gs\gs8.00\bin\gswin32c -IC:\gs\fonts;C:\gs\gs8.00\lib;C:\gs\gs8.00\kanji C:\gs\gs8.00\examples\tiger.eps

次のような虎の絵が表示されたでしょうか。

虎の絵

表示されていれば、とりあえずGhostscript 8.00のインストールは成功です。

右上の[×]ボタンをクリックして閉じると、

>>showpage, press <return> to continue<<

という表示が最後に出てくるかもしれません。(出てこなかったら次に進ん でください。)"return"とは、Enter キーのことです。 ですので、Enter キーを押してください。

次のプロンプト(「何かコマンドを入力してね」とうながす文字列)が出て くるでしょう。

>GS

quitと入力して、Enter キーを押します。これで Ghostscript を終了することが出来ます。あとはexitコマンドや右上の[×]ボタンを押してコマンドプロン プト(MS-DOSプロンプト)を終了してください。

GSview 4.3でPSファイルが正常に表示されるかどうかの確認です。C:\gs\gs8.00\examplesにあるtiger.epsをダブル クリックしてみてください。トラの絵が出てきたら、GSview 4.3のインストール& 設定は 成功です。なお、絵の周りに(図のように)点線は表示されませんので、ご安心 ください。

「虎」の絵

以上で設定完了です。

Ghostscript の日本語化

先ほどは設定方法の違いで2つに分かれましたが、ここでまた合流します。

Ghostscript は日本のソフトではありませんので、日本語化するための「修 正(付け加え)」が必要です。このように、元のソフトに対し、不具合や日本語 化などの「修正(付け加え)」をするためのソフト(ファイル)を「パッチ」といいます。ここでは、日本語化パッチを Ghostscriptに適用しましょう。

ただし、ここで注意しておきたいのは、あくまで「日本語PSファイルの表示 のための日本語化」であり、日本語PSファイルからPDFファイルに変換するため の日本語化のことではありません。

まず、gs800-j-wapi.zip を+Lhacaなどのソフトで解凍(伸長・展開)します。 すると、gs8.00 というフォルダと、いくつかのファイルが出てきます。これを C:\gsにコピーします。すると、コピー先には、同じgs8.00フォルダがあ るはずです。ここで上書きするかどうかを聞かれますので、[はい(Y)]か[すべ て上書き(A)]をクリックしてください。以上で日本語化は完了です。

上の通りにやることでたいがいの方は日本語化できたと思いますが、念のため解凍(伸長、展開)方法を初心者用に書きます。

ここでは、「+Lhaca デラックス版」でのファイルの解凍方法を示します。初歩的な解説ですので、わかる方は読み飛ばしていただいてかまいません。

「+Lhaca デラックス版」は以下のサイトで配布されています。(他にも「初心者用」とされている、LHAやZIP形式しか解凍できない+Lhacaがありますが、TeX 関連のファイルの中にはtar.gz形式でまとめられ、圧縮されたものがありますので、この形式でも解凍できる「デラックス版」をお使いになるようにしてください。)

「+Lhaca デラックス版」ダウンロード先

ダウンロードしてきたファイルをダブルクリックすると、インストーラが起動します。こうしたインストーラでは、すでに「お薦めの設定」が決まっているものですので、特に何もいじらずに次に進んでインストールすればうまくいくことが多いです。

デスクトップに出来た+Lhaca のアイコンをダブルクリックすると、下図のような+Lhaca の設定ウィンドウが出てきます。これを少しいじります。+Lhaca デラックス版の、初心者用お勧めの設定は下図の通りです。

+Lhaca の設定例

「関連付け」の項目で、初心者の方はLHA, ZIP, TGZ の3つのボタンをクリッ クし、へこんだ状態にします。(上図はこの3つがへこんだ状態です。この3つが、 よく使われる圧縮形式です。もちろん 全部へこましてもかまいません。)あとは OKをクリックします。圧縮ファイルのアイコンが+Lhacaのアイコンに変わっているでしょう。これで圧縮ファイルをダブルクリックするだけで、圧縮ファイルが解凍されるようになります。(ただし、+Lhaca 以前に別の解凍ソフトを使っていた方は、「関連付け」の項目でボタンをへこませる設定をしないほうがいい場合もあります。たとえば、これまで圧縮ファイルをダブルクリックしてLhasaで開いていた方は、この設定をしてしまうと、もう一度Lhasaをインストールしなおさない限り、面倒な設定を経ないと「ダブルクリックしてLhasaで解凍」できなくなります。)

以上で +Lhaca の設定はおわりです。あとはgs800-j-wapi.zip をダブルクリッ クして解凍します。 すると、gs8.00 というフォルダと、いくつかのファイルが出てきます。これを C:\gsにコピーします。すると、コピー先には、同じgs8.00フォルダがあ るはずです。ここで上書きするかどうかを聞かれますので、[はい(Y)]か[すべ て上書き(A)]をクリックしてください。以上で日本語化は完了です。

では、確認してみましょう。まず、Ghostscript 8.00 でPSファイルが正常に 表示されるかどうかの確認です。まずコマンドプロンプト(MS-DOSプロンプト) を起動してください。それから次のコマンドを入力(またはコピー&ペースト) し、Enterキーを押してください。

C:\gs\gs8.00\bin\gswin32c -IC:\gs\fonts;C:\gs\gs8.00\lib;C:\gs\gs8.00\kanji C:\gs\gs8.00\kanji\article9.ps

次のような日本国憲法第9条の冒頭が表示されたでしょうか。

日本国憲法

表示されていれば、とりあえずGhostscript 8.00の日本語化は成功です。

右上の[×]ボタンをクリックして閉じると、

>>showpage, press <return> to continue<<

という表示が最後に出てくるかもしれません。(出てこなかったら次に進ん でください。)"return"とは、Enter キーのことです。 ですので、Enter キーを押してください。

次のプロンプト(「何かコマンドを入力してね」とうながす文字列)が出て くるでしょう。

>GS

quitと入力して、Enter キーを押します。あとはexitコマンドや右上の[×]ボタンを押してコマンドプロン プト(MS-DOSプロンプト)を終了してください。

次に、C:\gs\gs8.00\kanjiにあるarticle9.psをダブル クリックしてみてください。文字化けせずに表示されていたら、日本語化成功で す。

日本国憲法が文字化けしていない図

うまく表示されたでしょうか。

pdfwriteを使うための設定

はじめに

ここでは、綺麗な日本語PDF ファイルを作成するための設定について述べたいと思います。

CMap のコピー

CMap とは、フォントの内部配列と文字コードとの対応関係を示した表です。 (CMapやCIDフォントについて知りたい方は、 http://www.adobe.co.jp/aboutadobe/pressroom/pressreleases/pdfs/19960311cid.pdf をご覧下さい。) 後でCIDフォントをインストールすることになりますが、この作業はCIDフォント を使うための前準備というわけです。これを、下のリンク先から2つともダウンロードします。

http://www.matsusaka-u.ac.jp/mirror/gs-cjk/acro5-cmaps-2001.zip

http://www.matsusaka-u.ac.jp/mirror/gs-cjk/adobe-cmaps-200204.zip

これをLhasaや+Lhaca等で解凍(伸長、展開)し、C:\Resource\CMap にコピーしま す。(Resourceフォルダは新たに作ることになると思います。また、その中に Cmap, Font, CIDFont の各フォルダを作ってください。すなわち、

C:\Resource
C:\Resource\CMap
C:\Resource\Font
C:\Resource\CIDFont

のようになります。)acro5-cmaps-2001.zip, adobe-cmaps-200204.zip の順にコピーしておくと いいでしょう。

gs_res.ps の編集

次に c:\gs\gs8.00\lib にある gs_res.ps の 250 行近辺 にある次の 2 行を書き換えます。(後述するCIDフォントや、既にインストール したCMapのあるディレクトリを指 定するわけです。)書き換えにはメモ帳を使い、文書を編集する いつもの要領で書き換えたら、これまたいつもの要領で保存します。250 行と言っても、行数が表示されないエディ タ(メモ帳など)をお使いの方もいらっしゃるでしょうから、検索機能(メモ帳 なら[検索 (S)] -> [検索 (F)])を使って探し出すといいと思います。具体 的には次のようにします。(行末尾の%以下は省略。)

/FontResourceDir (/Resource/Font/) readonly .forcedef
/GenericResourceDir (/Resource/) readonly .forcedef

この上の2行を、下の2行のように書き換えるわけです。

/FontResourceDir (c:/Resource/Font/) readonly .forcedef
/GenericResourceDir (c:/Resource/) readonly .forcedef

書き換えたら、いつもの要領で上書き保存します。メモ帳であれば[ファイル (F)] -> [上書き保存 (S)]です。

東風フォントを手に入れよう!

さて、日本語表示用のフォントの設定をすることで、Ghostscript や pdfwrite で日本語が扱えるようになります。ここでは無料で手に入る「東風(こち)明朝、東風ゴシック」 のCIDフォントを使うことにします。

(ちなみに、平成CIDフォントを使う方は http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/~kakuto/win32-ptex/usecidings.html をご覧下さい。)

東風フォントは次のリンク先からダウンロードできます。

http://openlab.jp/efont/dist/Kochi-CID/current/

これを解凍すればよいわけですが、bzip2 (*.bz2)という圧縮形式をはじめて見た、 という方がいらっしゃると思います。しかし、「+Lhaca デラックス版」なら対 応しています。普段どおりドラッグ&ドロップしてください。アイコンをダブル クリックして[TGZ]のボタンをへこまし、bzip2に関連付けておけば、ダブルクリッ クで解凍できます。(このような、多くの圧縮形式に対応した解凍ソフトを持っ てない方は、

「+Lhaca デラックス版」ダウンロード先

からダウンロードして、インストールすると良いでしょう。)

解凍し終わったら、C:\Resource\CIDFont にコピーします。

cidfmap の編集

「どのフォントを使うのか」ということをGhostscript に知らせてあげるべ く、C:\gs\gs8.00\lib にある cidfmap を編集します。といっても、すでに cidfmapがありますので、これをcidfmap.old などにファイル名を変更してお き、新たにメモ帳等でcidfmapを作ることにします。

白紙のcidfmapに、次の文字列をコピーしてください。

/Ryumin-Light /Kochi-Mincho ;
/GothicBBB-Medium /Kochi-Gothic ;

/HeiseiMin-W3 /Kochi-Mincho ;
/HeiseiKakuGo-W5 /Kochi-Gothic ;

以上で設定が終了しました。具体的な使い方については、PS プリンタドライ バをインストールした後にやってみることにしましょう。

PS プリンタドライバのインストール

はじめに

PS プリンタドライバから、ファイルに「印刷」をすることで、印刷機能を持っ たソフトであれば、ほとんどEPSファイルを得ることが出来ます。(ファイルに 印刷なんて、ちょっと不思議ですね。)PSプリンタを 持っている必要はありません。

ダウンロードとインストール

Acrobat Distiller J 4.0用PPDファイルのインストール

まずは、利用可能なフォントの種類などを記述したPPDファイルというものを インストールします。PSプリンタドライバにもデフォルトでPPDファイルが付属 していますが、これでは白黒の出力しか得られない場合があります。

入手先は以下の通りです。

http://www.adobe.co.jp/support/downloads/acdwin.html

展開すると、Adist4j.ppdというファイルが出てきますので、これを C:\WINDOWS\SYSTEM (Cドライブの中のWINDOWSフォルダの中のSYSTEMフォルダの中) にコピーします。以上で完了です。

PostScript Printer Driverのインストール

ダウンロードは以下の場所から行います。下のリンク先から"Adobe Universal PostScript Windows Driver Installer 1.0.6 - Japanese 5/23/2002"をダウンロードしてください。ただし、下に示すURLにはリンクを 張りませんので、ご面倒ですが、お使いのWeb ブラウザの「アドレス」やURLの欄にコピーしてください。

http://www.adobe.com/support/downloads/product.jsp?product=44&platform=Windows

ダウンロードしてきたら、そのファイルをダブルクリックします。(私のダ ウンロードしたファイルの名前は"winstjpn.exe"です。すると、イン ストールウィザードが起動します。

まず最初に、PS プリンタドライバのセットアップについての説明が出てきま す。[次へ(N)>] をクリックします。

次に、「エンドユーザー使用許諾契約書」が出てきます。同意するのであれ ば [同意する] をクリックしてください。

次に、下のように「プリンタの接続方法」を聞いてきます。とりあえず [コ ンピュータに直接接続(ローカルプリンタ)(L)] に丸をつけて [次へ(N)>] をクリックしてください。

「プリンタの接続方法」ダイアログボックス

次に、「ローカルポートの設定」をします。下図のように、「使用可能なポー ト」の項目から「FILE: ディスクにファイルを作成」を選び、 [次へ(N)>] をクリックしてください。(PS プリンタをお持ちの方であれば、その限りでは ないでしょう。)

「ローカルポートの設定」

「プリンタのモデルの選択」です。[参照 (R)]をクリックすると、下のよう なウィンドウが出てきます。

「プリンタの参照」

先ほどPPDファイルをC:\WINDOWS\SYSTEMにインストールしたのですから、該 当するフォルダを上図のように選び、[OK]を押します。

すると、下図のようにAcrobat Distiller J]の選択肢が現れます。

「プリンタのモデルの選択」

上のように[Acrobat Distiller J] を選んで、[次へ(N)>] をクリックします。

「プリンタ情報」ダイアログボックスです。プリンタ名はそのまま、通常使 うプリンタに設定するかどうかは、特にする必要を感じない(むしろ、普通に紙 に印刷するためのプリンタを使う時に不便そう)ので、[いいえ X)]を、印刷テ ストを行うかどうかは、[はい(推奨)(E)] を選んでおけばいいでしょう。要す るに、下図のように選択すればいいと思います。そして[次へ(N)>] をクリックしてください。

「プリンタ情報」ダイアログボックス

さて、「セットアップ情報」ダイアログボックスです。設定を確認したうえ (特に赤線部分をチェック) で[次へ (N)] をクリックしてください。ファイルのコピーが始まります。(間違いを発見したら[戻る (B)]をクリッ クして、前のダイアログボックスに戻ればいいと思います。)

「セットアップ情報」

「プリンタの設定」ダイアログボックスです。設定は後でも出来ますので、 ここでは[いいえ (O)]をクリックします。(説明を簡略化するための措置です。 ご了承ください。)

「プリンタの設定」ダイアログボックス

「ファイルへ出力」ダイアログボックスです。ここで、プリンタドライバの テストを行います。[ファイル名(N):] は "test.ps"、[フォルダ(F):] は、c:\My Documents になるように設定 し、あとはそのままにしておけばいいでしょう。(下図を参照のこと。)設定が 終わりましたら[OK]をクリックします。

「ファイルへ出力」ダイアログボックス

「セットアップ完了」ダイアログボックスです。以上でインストールの完了 です。[ReadMe ファイルを開く]にチェックをつけて、[完了 (F)] をクリックし て終了です。

さて、きちんとファイルが出力されているでしょうか。プリンタは一切動か ず、PSファイルが生成されているはずです。「マイ ドキュメン ト」のアイコンをダブルクリックして、test.ps を開いてみます。以下の図のよ うに表示されたでしょうか。

プリンタのファイル出力を確認

PS プリンタドライバの設定

PS プリンタドライバを設定します。まず、プリンタの一覧のある「プリンタ」ウィンドウを開きま す。普段お使いのプリンタドライバを設定す るときの操作と同じです。(Windows Me の場合は、[スタート] -> [設定 (S)] -> [プリンタ (P)] の順にクリックします。)

Acrobat Distiller J のアイコンがありますので、それを右クリック し、[プロパティ (R)] をクリックします。

「詳細」タブをクリックします。[印刷先のポート(P):] で [FILE: (ディスクにファイルを作成)] となっていることを確認します。(そうなっていなけ れば、直しておきます。前の設定どおりにしていれば、なっているはずですが。) また、[印刷に使用するドライバ(U):]もAdobePS Acrobat Distiller Jになって いることを確認します。

「詳細」タブでの設定

ひととおり設定が終わったら、[OK]をクリックします。

実際にPDFを作ってみよう!

PSファイルに「印刷」しよう!

・・・長い道のりでした。しかしこれでPDFを作ることが出来ます。さっそく 試してみましょう。

さて、PSファイルに「印刷」します。適当なソフト でファイルを作って保存します。(ここではMicrosoft Wordを例にします。他の ソフトにも印刷機能があるはずですから、以下の文書を参考にやってみてくださ い。)まず、いつものように[ファイル (F)] -> [印刷 (P)... Ctrl+P ]の順にクリックしてください。すると、「印刷」ダイア ログボックスが出てきます。

下図のように、[プリンタ名 (N):] を Acrobat Distiller J に、 「印刷範囲」で [ページ指定 (G)] を選択できる状態であれば、下のように記入 して[ページ指定 (G)] を選択してください。[ファイルへ出力 (L)] を選択する かどうかは、お好きなようにどうぞ。(チェックマークがない場合は、気にせず 設定を続けてください。)そして、[OK] をクリックします。

「印刷」ダイアログボックス

すると、「ファイルへ出力」ダイアログボックスが出てきます。[ファイル名 (N):] では、ファイル名の最後に".ps" をつけて記入し、あとは適当に選びます。(下の図では、「マイ ドキュメント」 にPSファイルを出力するような設定にします。緑枠をクリックすれば、出力先フォ ルダとして「マイ ドキュメント」が表示されます。)すべて終わったら、赤枠 をつけていませんが [OK] をクリッ クしてください。

「ファイルへ出力」ダイアログ

すると、(物理的な)プリンタは一切動かず、PSファイルが生成されている はずです。なお、ここでPSファイルが文字化けしているという報告がWindows XP のユーザーからありましたが、そのまま後述する方法でPDFに変換したらうまくいったそうです。

PSファイルをPDFに変換!

では、PSファイルが出来上がったら、PDFに変換しましょう。GSview での表示に使っているGhostscriptと同じものに付属している pdfwriteを使う場合は、GSviewからpdfwriteを起動できます。

PSファイルをGSviewで開き(ファイルをダブルクリックするなどして開く)、 メニューバーから[File] -> [Convert]と選びます。すると、Convertダイ アログボックスが出てきます。

Convertダイアログボックス

まずは赤枠部分に注意してください。[Device:]の部分は"pdfwrite"を選びます。[Options:]には- dNOKANJIと入力します。

次に青枠部分です。[Properties]をクリックしてください。すると、 Propertiesダイアログボックスが出てきます。

Propertiesダイアログボックス

作りたいPDFのバージョンを選択します。[Property:]から CompatibilityLevelを選び、[Value:]から1.3を選びます。これはフォントの埋 め込み機能をサポートするなど、大きな変更のある部分です。1.3だと、古い Acrobat(3.x以前)では閲覧できないかもしれませんが、現在のバージョンは Acrobat 5.xですので、現在では「古くてもAcrobat 4.x」というところが多いよ うです。ですので、ここでは1.3を選んでおくことをお薦めします。選んだら [OK]をクリックします。

再びConvertダイアログボックスに戻ります。設定すべきことはもう特にありま せんので[OK]をクリックします。Output Filenameダイアログボックスが出てき ます。

Output Filenameダイアログボックス

生成したPDFを置きたいフォルダ と、PDFの名前を入力します。(たとえば「マイ ドキュメント」に置きたい場合は、左の 欄の緑の四角い部分をクリックします。)また、図の赤線で 示したように、[ファイル名(N):]に て、名前の後ろは必ず". pdf"にしてください!(拡張子をpdfにするわけです。)書き終わったら[OK]をクリックします。PDFへの変 換が始まりますので、しばらくお待ちください・・・。

以上の流れで、PSファイルをPDFファイルに変換できます。

なお、Windows XP&Word 2002ユーザーから、変換したPDFファイルの表示が 大幅に崩れてしまうとい う報告がありました。その方は、Word 2000にダウングレードしたらうまくいったようです。

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