パソコンの初心者から脱出するためには、ある程度ハードディスク(ここではC ドライブ)の中をいじる作業、たとえばC:\WINDOWS にスクリーンセイバーのファ イルをコピーする、などの作業を行えるかどうか、というのが大きな壁になると 思います。この壁を越えれば、 自動インストーラーの付いていないフリーソフトのインストールができるように なるだけに、ぜひマスターしておきたい知識&技術です。
まず、デスクトップにある「マイ コンピュータ」のアイコンをダブルクリック します。
すると、次のようなウィンドウが出てくるでしょう。
もう既に見たことがあると思いますが、改めて見てみると、「マイ コンピュー タ」の中のアイコンは「コントロールパネル」以外はすべて、現実のコンピュー タの部品のうち、「〜ドライブ」と呼ばれているものを絵(アイコン)として表 示していることに気づくかもしれません。こ の図では、1番左がフロッピーディスクドライブ、2番目に右のアイコンがCD-ROM ドライブですね。ここで「ドライブ」という言葉 を確認しますと、これはディスクからデータを読み取ったりするための装置とい うことになります。我々はこのアイコンをダブルクリックすることで、それぞれ のドライブに命令を与え、フロッピーディスクなどのディスクからデータを読み 込んだり書き込んだりすることが出来る、というわけだったのです。
では、残りのアイコンは何でしょうか。
この2つがハードディスクドライブなのです。人によっては1つだったり3つだっ たりします。ハードディスクドライブの読み込む「ハードディスク」は、CD-ROM やDVD-ROMよりもずっとたくさんデータを読み書きできる(事が多い)、容量の 大きい記憶装置です。ハードディスクには、CD-RWみたく、データを何度も書き 換えることが出来ます。私たちは「ハードディスクへのデータの書き込み」をあ まり意識していないかもしれませんが、デフォルトでは、ソフトから(ファイル の)「保存」を実行すると、ハードディスクにデータが書き込まれているのです。 そして、データは磁気で記録されますので、電源をOFFにしてもデータは残って いるのです。
しかし、おかしいですね。ハードディスクが1つしかない場合でも、2つ分の アイコンが個々には描かれています。どうしてでしょうか。
理由は簡単です。例えば私の場合、1つのハードディスクを2つに分けて使っ ているからです。私の場合はCドライブとDドライブに割り当てています。(ハー ドディスクのアイコン名の部分に(C:)とか(D:)とかありますね。)
このように、「マイ コンピュータ」のアイコンの中にはドライブのアイコ ンがあり、私たちはそれぞれのドライブのアイコンをダブルクリックすることで、 ドライブを操作していくのです。・・・しかし、「ハードディスクドライブ」の アイコンを意外にダブルクリックしてないものでしょう?ここで「うん。」と答 えた方が、今回の講習の対象者です。
では、さっそくハードディスクドライブのアイコン(ここでは(C:)の方)を ダブルクリックしてみてください。次のようなウィンドウが表示されるのではな いでしょうか。
こんなふうに、中身を見せていないことから、 「ハードディスクの中身を安易にいじることなかれ」 というメッセージが嗅ぎ取れます。しかし、ファイルの削除さ え行わなければ、ある程度安全に作業できると思います。これから、「スクリー ンセーバー」と、あるソフトのインストールを通じて、ハードディスクの構造 に慣れていくことにしましょう。手始めに、「このドライブの内容をすべて表示す る」のリンクをクリックして、中身が見える状態にしてみましょう。
さて、多くのWindowsの入っているハードディスクには、 WINDOWSフォルダとProgram Filesフォルダは入っているはずです。 WINDOWSフォルダはWindowsの使う大事なファイルや、Windowsに深くかかわっ ているソフトなどが入っています。壁紙やスクリーンセーバーもこの中にありま す。一方、Program Filesフォルダには、その名の通り、プログラム(ソフト) 自身のファイルや、そのソフトの使う大事なファイルなどが入っています。ソフ トをインストールすると、ソフトの本体の多くはここの中に入り、その本体とつ ながっているショートカットが自動的に作成されます。
パソコンを使っていてなかなか楽しいものの1つが、スクリーンセーバーです。 スクリーンセーバーは、あるフォルダの中にインストールすることで、それを使 うことが出来ます。そのインストール作業を通じて、ハードディスク内の探検を してみることにしましょう。
スクリーンセーバーはInternet上でたくさん配布されていますが、とりあえ ず、かわいいスクリーンセーバーということで「ポン太セーバー」をインストー ルしてみましょう。
ダウンロード先は こちら になります。ダウンロードしたファイル(たぶん電子レンジの形をしていま す)をダブルクリックすると、PontaSaver(.scr)(スクリーンセーバーのファイル) とreadme(.txt)の2つが出てきます。インストール前はreadmeファイルを読むの が鉄則ですので、読んでみましょう。PontaSaver.scrを、Windowsディレクトリにコピーして下さい。そしてコントロールパネルの画面の設定 スクリーンセーバーで、PontaSaverを指定して下さい。
またはPontaSaver.scrを右クリックして、ポップアップメニューからインストールを選んでください。
インストールする際には、「または・・・」以下のほうが楽勝なのですが、ここ ではあえて厳しい前者のほうを選びましょう。
さて、いきなり問題です。「Windowsディレクトリにコピーしてください」と ありますが、一体これはどういうことなのでしょうか。まず、「ディレクトリ」 の意味ですが、これは「フォルダ」という言葉と同じ意味です。しいて違いをあ げるならば、「ディレクトリ」 はMS-DOS等のテキストベースのOSにおいてよく使われますが、「フォルダ」は WindowsやMacのような、絵のあるOSにおいて使われます。(このreadmeの場合は 違ってますが、まぁ、例外は多いということで。)
そして、Windowsディレクトリ=Windowsフォルダとは何なのでしょうか。こ こで、先ほどチラッと探検した知識が生かされます。Cドライブをダブルクリッ ク開いて、中身を表示させたとき、WINDOWSという名前のフォルダがありました ね。それが、このreadmeのいうWindowsディレクトリなのです。ですから、イン ストールは、PontaSaver(.scr)を「CドライブのWINDOWSフォルダの中」に入れれば、 完了です。あとは、readmeの通り、「コントロールパネル」->「画面」(もしく はデスクトップ上で右クリック->「プロパティ」)して出てきたウィンドウで 「スクリーンセーバー」タブをクリックし、「スクリーンセーバー」の枠の中に ある下矢印をクリックして、下に出てきた項目の中からPontaSaverを選べば、動 くポン太君が見られます。しばらくまったりとポン太君を見ながら、一休みしま しょう。
ちなみに、壁紙のインストール方法も同じです。
さて、先ほどのスクリーンセーバーですが、「CドライブのWINDOWSフォルダ の中」と説明しなければならず、なかなか面倒でした。これくらいならあまり感じないかも しれませんが、フォルダが「CドライブのProgram Filesの中のMicrosoft Office の中のOfficeの中」となると、もう嫌になって来るでしょう。 これを簡単な記述で表現できればなぁ、と思いませ んか?そこで登場するのが「パス名」です。
パス名の記述方法は簡単です。「Cドライブの」という言葉は「C:」で、 フォルダの区切り(「〜のフォルダの中の」)の記号は「\」です。例を示すと、 「CドライブのWINDOWSフォルダの中」であれば
C:\WINDOWS
ですし、 「CドライブのProgram Filesフォルダの中のMicrosoft Officeフォルダの中の Officeフォルダの中」であれば
C:\Program Files\Microsoft Office\Office
のように記述します。ちなみに、Word 2000の本体は
C:\Program Files\Microsoft Office\Office\WINWORD.EXE(実行ファイル名は WINWORD.EXE)
です。(試しに「ファイル名を指定して実行」でこ のパス名で実行してみましょう。「ファイル名を指定して実行」のウィンドウの 欄に、このパス名を記述し、「OK」を押すだけです。Word 2000が起動するはず です。Word2000がなければ
C:\WINDOWS\NOTEPAD.EXE
を試してみましょう。メモ帳が起動するはずです。
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