PS プリンタドライバから、ファイルに「印刷」をすることで、印刷機能を持っ たソフトであれば、ほとんどEPSファイルを得ることが出来ます。(ファイルに 印刷なんて、ちょっと不思議ですね。)PSプリンタそのものは必要ありません。
まずは、利用可能なフォントの種類などを記述したPPDファイルというものを インストールします。PSプリンタドライバにもデフォルトでPPDファイルが付属 していますが、これでは白黒の出力しか得られない場合があります。
入手先は以下の通りです。
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=204&fileID=204
展開すると、ADIST5J.PPDというファイルが出てきますので、これを C:\adobe(Cドライブの中のadobeフォルダの中。ない場合は新たに作る) にコピーします。(コピー先はそれ以外の場所でも構いません。)以上で完了です。
ダウンロードは以下の場所から行います。
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=1505&fileID=1443
ダウンロードしてきたら、そのファイルをダブルクリックします。(私のダ ウンロードしたファイルの名前は"winstjpn.exe"です。すると、イン ストールウィザードが起動します。
まず最初に、PS プリンタドライバのセットアップについての説明が出てきま す。[次へ] をクリックします。

次に、「エンドユーザー使用許諾契約書」が出てきます。同意するのであれ ば [同意する] をクリックしてください。

次に、下のように「プリンタの接続方法」を聞いてきます。とりあえず [コ ンピュータに直接接続(ローカルプリンタ)] に黒丸をつけて [次へ] をクリックしてください。

次に、「ローカルポートの設定」をします。下図のように、「使用可能なポー ト」の項目から「FILE: ローカルポート」を選び、 [次へ] をクリックしてください。(PS プリンタをお持ちの方であれば、その限りでは ないでしょう。)

「プリンタのモデルの選択」です。[参照 (R)]をクリックします。

すると、下のように、PPDファイルを選ばせるものが出てきます。
先ほどPPDファイルをC:\Adobeにインストールしたのですから、該 当するフォルダを選び、[OK]を押します。

すると、下図のようにAcrobat Distiller J]の選択肢が現れます。
[Acrobat Distiller J] を選んで、[次へ] をクリックします。

Windows 2000, XPの場合、次のようにネットワークユーザーと共有するかどうかを聞いてくるでしょう。通常は共有しませんので、[共有しない]を選択し、[次へ]をクリックします。

プリンタの情報を聞いてきます。プリンタ名はそのまま、通常使 うプリンタに設定するかどうかは、特にする必要を感じない(むしろ、普通に紙 に印刷するためのプリンタを使う時に不便そう)ので、[いいえ]を、印刷テ ストを行うかどうかも、[いいえ] を選んでおけばいいでしょう。[次へ] をクリックしてください。

インストール前の最終確認です。設定を確認したうえ で[次へ] をクリックしてください。プリンタドライバのインストールが始まります。(間違いを発見したら[戻る]をクリッ クして、前のダイアログボックスに戻ればいいと思います。)

プリンタの設定をするかどうか聞いてきます。設定したい方は[はい]をクリックします。設定は後でも出来ますので[いいえ]でも構いません。

以上でインストールの完了 です。[完了] をクリックし て終了です。

PS プリンタドライバを設定します。まず、プリンタの一覧のある「プリンタ」ウィンドウを開きま す。普段お使いのプリンタドライバを設定す るときの操作と同じです。(Windows Me, Windows 2000 などの場合は、[スタート] -> [設定] -> [プリンタ] の順にクリックします。)
Acrobat Distiller J のアイコンがありますので、それを右クリック し、Windows Meなどの場合は[プロパティ] をクリックします。Windows 2000等の場合は[印刷設定]をクリックします。
以下、Windows 2000の場合を例にとって説明します。Windows XPでも似たような設定で済むと思いますし、Windows 95, 98, Meもそれと同じ設定項目を探せば出来ると思います。
[用紙/品質]→[詳細設定]より、次のように、[ドキュメントのオプション]→[PostScript出力オプション]をクリックし、[簡易PostScript(EPS)]を選んで[OK]ボタンをクリックします。あとは他のウィンドウ(ダイアログ)も[OK]ボタンをクリックして閉じてしまって構いません。(なお、用紙サイズという項目が気になる方がいらっしゃると思いますが、EPSを作成する際に調整しますので、どれでも構いません。)

さて、EPSファイルに「印刷」できるかどうかを確認します。適当なソフト でファイルを作って保存します。ここではWindows 付属の「ペイント」という ソフトで次のような画像ファイルを作り、保存して確かめてみます。

まず、いつものように[ファイル] → [印刷]の順にクリックしてください。すると、印刷ウィンドウ(ダイアログ)が出てきます。(以下の画面はWindows 2000のものです。XPもおおむね似たような画面でしょう。Windows 95, 98, Meは様子が異なりますが、同様の手順で出来るでしょう。)
下図のように、[プリンタの選択] にて「Acrobat Distiller J」を選択します。[ファイルへ出力 (L)] を選択する かどうかは、お好きなようにどうぞ。(チェックマークがない場合は、気にせず 設定を続けてください。)あとは、[印刷] をクリックします。

ファイル名を聞いてきます。[出力先ファイル名] では、ファイル名の最後に.eps をつけて記入します。[OK] をクリッ クしてください。

すると、(物理的な)プリンタは一切動かず、EPSファイルが生成されているはずです。
画像の保存先と同じ場所にEPSファイルが作られています。ダブルクリックして開いて見ましょう。通常はGSviewで開かれるはずですが、他のソフトが開いてしまうのであれば、ダブルクリックではなく、GSviewを起動した上で、[File]→[Open]からファイルを開きましょう。

一枚の紙のサイズ(指定しなければA4)で生成しているため、余白がありますね。このままでは図に出来ません。
メニューより、[File]→[PStoEPS]を選びます。既にPStoEPSのヘルプを読んだかどうか聞かれますが、ここでは下の「Automatically Calculate Bounding Box」(どこからどこまでが画像なのかを自動判別して、余白がないようにする)にチェックを入れて[Yes]をクリックします。

保存先とファイル名を聞いてきますので、ファイル名の最後を「.eps」にすることを忘れないようにしてファイル名をつけ、保存先を指定して[保存]ボタンをクリックします。

新たに作ったEPSファイルを開くと、余白がすべてなくなっているはずです。

以上です。お疲れ様でした。