TeX4htは、TeXからの出力により近いHTMLを生成してくれます。角藤さんのpTeX内にも(フルインストールのカテゴリー内ですが)含まれています。
少しでもTeXに近いHTML出力を得たい方は是非お試しください。
あと、他のわかりやすい解説サイトとして、tex4ht の使い方をお勧めします。
インストールは少々面倒です。(でも随分楽になりました。慣れてない人に は「ホントかよ?」と言われるかもしれませんが・・・。)まず、角藤先生のサ イトから次のものをダウンロードします。(「標準インストール」の中に入ってます。)TeXインストーラ3を用いても構いません。
これはWeb2C 7.3.7 以降の場合です。これをC:\usr\local にて展開します。 Web2C 7.3.3 の場合、jtex-(数字)-w32.tar.gzに加え、jtex-(数字)-dll.tar.gzも ダウンロードします。
次に、Windows 版ImageMagick をインストールします。これ単独でも、任意 の画像形式に変換できる、大変便利なソフトですが、ここではインストール方法 以外は触れないことにします。ダウンロード先は
http://www.imagemagick.org/script/binary-releases.php
です。「Windows Binary Release」より「ImageMagick-(数字)-Q16-windows-dll.exe」あたりを選べばいいでしょう。ダウンロードしたImageMagick-(ヴァー ジョン名等).exeをダブルク リックしてインストーラを起動します。
最初のImageMagickの紹介です。[Next]をクリックします。

ライセンスが表示されます。ここでは、ライセンスに同意するために、[I accept in agreement.]に黒丸をつけ、[Next]をクリックします。

ImageMagickの追加情報が表示されます。[Next]をクリックします。

ImageMagick のファイルをどこにインストールするかを聞かれますので、 1番上の欄の「C:\Program Files\(以下省略)」を消して、下図のように 「C:\imagemagick 」と記述してください。これは、TeX4ht が、うまいこと ImageMagick を見つけられるようにするための措置です。[Next]をクリックします。

スタートメニューにショートカットを登録する際の名前を聞かれます。そのまま変えずに[Next]をクリックします。

デスクトップアイコンを作るかどうか、環境変数PATHを更新するかなどを聞かれます。ここでは、デスクトップアイコンを作り、PATHも更新するが、他の設定はいらない、ということで、そのまま[Next]をクリックします。

インストール前の確認です。[Install]をクリックします。

インストールが終わると、ImageMagickの情報が表示されます。[Next]をクリックします。

インストールが完了しました。[Finish]をクリックします。

最後に、TeX4htk をインストールします。日本語Font Table はこの中に入っ ていますので、新たに手に入れる必要はありません。TeX4htkを http://members.jcom.home.ne.jp/kakuto/tex4htk-w32.tar.gz からダウンロードし、C:\usr\local (TeXのトップディレクトリ。インストー ル先を変えているならば、適宜読み替えてください)にて展開します。(もちろん、TeXインストーラ3を用いても構いません。)これでイ ンストールは完了です。
\documentclass{article}のように、欧米で一般的に使われているドキュ メントクラスにし、プリアンブルには何も加えない上で、 次のコマンドを実行します。(filename には、あなたの変換したいTeXファイル 名が入ります。)
htlatex filename "jp"
すると、Shift_JIS で出力されます。ちなみに、出力されたHTMLソースを見 れば一目瞭然ですが、出力されたHTMLソースの再編集は若干大変です。
TeX4htはHTMLファイルを作りますので、リンクを張ることも出来ます。
リンクの使い方としては、例えば目次 の文字のある章をクリックすると、クリックした記述の章にジャンプできるというものがあります。またURLが書いてあれば、その文字をクリックすることでそのURLの アドレスのファイルを読み込めれば便利そうです。前者は後に詳しく述べるとし て、後者の場合について説明します。まず、プリアンブルには次のように記述し てhyperrefパッケージを読み込みます。(これは標準で付属しているはずです。)
\usepackage[tex4ht]{hyperref}
hyperref というパッケージは、簡単に言えばホームページのHTMLファイルで 実現されているようなことを、LaTeX 文書の中の命令で実現するパッケージで す。次に、リンクを張りたい本文中に、次のように書いてみましょう。(ここ ではGoogleへのリンクが張られています。)
\href{http://www.google.co.jp/}{Google} は、最も多くの人々に使われる検索 サイトとして有名です。
すると、「 Google は、最も多くの人々に使われる検索サイトとして有名です。」のように、リ ンクが張られます。(実際にリンクをクリックしてみてください。)リンクの形状は、おそらく水色の枠で囲った文字、という形 になると思いますが、そこをクリックすれば、先の上のリンクと同じ結果が出て くると思います。
また、リンクをクリックすると、指定したメールアドレスあてにメールを送れ るものもあります。それは次のように書きます。
御意見・ご感想は、\href{mailto:yas.axis@ma.mni.ne.jp}{私のメールアドレ ス} までお寄せください。
すると、「御意見・ご感想は、私 のメールアドレスまでお寄せください。」のようになります。
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